DHCPサーバーの構築
DHCPサーバーの準備
QNAPのDHCPを使っていたが、設定ファイルをインポート・エクスポートできないため、誤って設定を消してしまったときや初期化した際に復元できず使いにくいため、仮想コンテナで動かしているDebianにDHCPサーバーを構築した。
$ apt -y install isc-dhcp-server #DHCPサーバーのインストール $ vim /etc/dhcp/dhcpd.conf #DHCPサーバーの設定ファイルを編集
# option domain-name "example.org" # option domain-name-servers ns1.example.org #上記2行をコメントアウトする。
authoritative; #コメントアウトを外す
#文末に以下を追記し、保存する。 subnet 192.168.0.0 netmask 255.255.255.0 { range 192.168.0.100 192.168.0.200; option routers 192.168.0.1; option domain-name-servers 8.8.8.8, 8.8.4.4; option broadcast-address 192.168.0.255; }
$ vim /etc/default/isc-dhcp-server #DHCPサーバのファイルを編集する
#文末のINTERFACESv4=""にネットワークのインタフェースを書き込んで保存する。 INTERFACESv4="eth0"
$ systemctl restart isc-dhcp-server #DHCPサーバーを再起動
MACアドレスによるIPアドレスの固定
MACアドレスでIPアドレスを固定したい場合は、dhcpd.conf編集する。
$ vim /etc/dhcp/dhcpd.conf #DHCPサーバーの設定ファイルを編集
#文末に以下を追記する。 host client1 { hardware ethernet 12:34:56:78:AB:CD; fixed-address 192.168.0.20; }
「client1」はホスト名、「hardware ethernet」はclient1のMACアドレス、「fixed-address」はclient1に割り当てるIPアドレス、を記述する。
$ systemctl restart isc-dhcp-server #DHCPサーバーを再起動
IPアドレス リース情報の確認
以下でリース情報を確認できる。
$ view /var/lib/dhcpd/dhcpd.leases